加藤温子 海の生き物たち・油彩画  加藤邦彦 木彫・生き物HA2011 洋カエデ材
 ュルト復活教会での広島慰霊祭へ集まった人々  グリム兄弟・中学から募金を受け取る日本総領事

2011年8月6日はとても早くやってきました。

8月5日、例年より1日早めに17時からフュルトでは広島・長崎原爆被災者慰霊祭が、東北日本の被災者への
追悼と共に行われました。雨が降ったり止んだりまた降ったりとあわただしく変わり、結局は公園の広島平和祈
念碑前から復活教会の中へと移動して慰霊が行われました。

新しい日本総領事の水谷氏を迎え、フュルト市長ユング氏の挨拶などで、原爆の無い未来を願うと共に原子
力発電所事故に伴う終結困難な放射能汚染による核の脅威に、原子力平和利用の在り方を根本的に見直そう
と言うことや、環境保全・生命存続のため再生可能な自然エネルギーへの変換へと切実な願いが出ました。また、
隣接州からはるばるとグリム兄弟・中学校生徒会長と先生達が東北日本被災地支援のため、千羽鶴を折って集
めた募金をこの慰霊祭に持参して日本総領事へ直接渡されました。

東北日本被災者を助けたいと、3.11以降ドイツ各地でいくつも日本支援チャリティがおこなわれ、寄付金が送ら
れています。こうした皆様からの思いやりの援助が、本当に困っている日本の方々へ一刻も早く届く事を願ってい
ます。

8月のお盆には、66年前の原爆被災者や今年の震災原発被災者の方々の冥福を祈ると共に、一刻も早くこれらの
失われた生命の霊に報えるよう、脱原発により核の脅威無い安全で住みやすい未来が世界中に確立できるように
と、私達は心から願うばかりです。

 人間も、様々な生き物も、次世代が末永くずっと存続できる世界が確立されますように。 加藤邦彦・温子より

2011年 8月 ドイツ便り